<特別インタビュー>画家 Suzu Ishii「アートのチカラ・美のチカラ」

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自然界に存在する動植物や神話に登場する聖獣の絵が特徴的な気鋭の日本画家、Suzu Ishii氏。
なんと、ご家族で桃谷順天館のグループの「明色化粧品」商品のご愛用者、だそうです。
この度インタビューのご縁と機会をいただきましたので、以下インタビュー記事にてご紹介いたします。

SUZU ISHII氏
Suzu Ishii 氏
<四神(個人蔵)/SUZU ISHII>
<四神(個人蔵)/Suzu Ishii>

Q:近頃はアートブームが興っています。絵画などのアートが求められる理由について、考えをお聞かせください。
A:神話の中で人間を災いから守る存在とされている「聖獣画」を例にお話しますね。

販売という点で有利であることから昨今は多くの画家が手掛けていますが、実は以前の私は聖獣画を敬遠していました。
そんな私が聖獣画を描きはじめたのは、2020年の流行り病の蔓延がきっかけです。予定していたイベントがすべて流れてしまい、私自身が八方ふさがりの状況になり、画家としてどうしていこうか、と苦悩しました。
混乱する世の中で私と同様に困難な状況にある方を、私の絵によって何とかできないか?という想いに駆られるようになった時、偶然にも京都の画商から聖獣画制作の提案がありました。「今の自分なら、売ることだけを意識せずに祈りの気持ちで聖獣と向き合える」、と確信し、聖獣画に着手したのが、2021年です。

SUZU ISHII
<青龍(個人蔵)/SUZU ISHII>
<青龍(個人蔵)/Suzu Ishii>

私の想いを宿した聖獣画は、主要都市の画廊やデパートを巡回し、多くの方々から好評をいただきました。
実際にお求めくださった方から、「守護神のような存在になっている」という報告を受けたときは大変うれしかったです。
私の想いが込められた絵をお求めになった方が祈りの気持ちで家に置いてくださることで絵のチカラが増すと考えています。
そうして、絵がその方や家を守る存在となることが、アートが求められる理由のひとつではないかと考えています。

<麒麟(個人蔵)/SUZU ISHII>
<麒麟(個人蔵)/Suzu Ishii>

また、私の師匠であった画家の千住博先生は、「額にアクリルを入れず、生の岩絵の具を観てほしい」と、話していました。
地球の色である天然岩絵の具の色が、心に安らぎを与えたり、感性を育てる、という理由からです。
絵にはそのようなチカラがあるのです。

Q:「画家 Suzu Ishii」誕生の背景を教えてください。

SUZU ISHII

A:曾祖父が画家という家庭環境でしたが、私の母親は家族に反対されて画家の夢が叶いませんでした。ですから、母は、私が画家になることに反対しませんでしたし、好きな絵を私がいつでも描けるよう裏が白紙の広告やチラシなどをとっておいてくれ、大変協力的でした。
幼少期はこの世に存在するすべてのものが口を利くと思っていたため、植物や動物に気を取られることが多く、名前通り、騒々しく落ち着きのない子どもでした。
後に、希望通りに美術系の大学へ進学しましたが、学生生活は生きることに漠然とした不安を抱き、暗澹たる気持ちで過ごしていました。
一方、指揮者であったベルギー人の叔父は重い病を患っていたにもかかわらず、残された時間を謳歌していました。
前向きに生きるその姿を自分に移し、人生に光を見つけたかったのでしょう、卒展(卒業制作展)用の作品に叔父を登場させることにしました。
その絵を卒展と個展で披露した後、叔父は亡くなりましたが、不思議なことに、そのタイミングで画家の千住博先生から弟子入りの話をいただきました。
千住博先生に師事し、暗いトーンの絵から明るいトーンの絵へと転向しました。そして、自分が描きたいものが明確になった2019年に独立をしました。
現在は動植物画や聖獣画を中心に描いています。

<彷徨(個人蔵)/ Suzu Ishii>
<sparkle(個人蔵)/SUZU ISHII>
<sparkle(個人蔵)/Suzu Ishii>

Q:我々は化粧品会社として「人と地球の美しい未来を創る」というパーパスを掲げており、広義に於いて美しさを創造する活動を行っていますが、Suzu Ishiiさんにとって、美しい人ってどんな人でしょうか?
A:自分の足でしっかりと立っていられる強さがあり、人生に起こる何事にも常に面白がって向き合っていられる人ではないでしょうか。私もそうあるよう、心がけています。


Q:画家として、今後はどのような活動を予定されていますか?また、今後のご自身のありかたを教えてください。
A: まずは絵画を気軽に楽しんでいただくために、画廊のような閉じられた場所ではなく、絵画を楽しんでいただける自由な空間を提供したいと思っています。
また、「Suzu Ishiiと言えばこの絵」、と、観る方から認識しやすく、親しみを感じていただける「マイモチーフ」も生み出したいです。
「Suzu Ishiiの絵によって人生が好転した」という嬉しい報告をいただけるよう、これからも創作活動に邁進してまいります。

<楽園(個人蔵)/SUZU ISHII>
<楽園(個人蔵)/Suzu Ishii>

Suzu Ishii 公式HP<https://ishiisuzu.com/
Suzu Ishii 公式Instagram<https://www.instagram.com/suzuishiiart/

協力:about her.

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