<歴史紹介>並べたくなる?!“レトロかわいい”歴史コスメのニューフェイス♪

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こんにちは、広報チームのヤナです。
一気に春めいてきてお昼は暖かい日差しが心地いいですね!
春と言えば出逢いの季節。
新入生、新入社員…いろんなニューフェイスが誕生する春。

当社では、1885年創業からの長い歴史の中で販売されていた自社の昔の商品を“歴史商品”として収集し、大切に保管、地道に歴史の解明を進めています。
その歴史コレクションにも5品のニューフェイスが仲間入りしました!!
そのメンバーがこちら♪

めっちゃ可愛くないですか??

レトロでオシャレで…!
ずーっと眺めているとタイムスリップ出来そうです(笑)

せっかくなので左から背の順に1つずつご紹介します♪

■①美顔白粉(発売:1914年/大正3年)

文字が右から左に書かれているのは戦前商品の証!
当時の白粉は鉛入りで体に良くないものも多い中、こちらの美顔白粉は純無鉛!
実は、当時社会問題になっていた鉛毒問題を解決するために研究に研究を重ねて出来たのがこの「美顔白粉」。
その無鉛白粉製造方法は後に特許も取得!
体にも害なく、しかもツキもノビも良いことから大人気商品となったそうです。

■②白色美顔水(発売:1914年/大正3年)

先ほどの美顔白粉と同じ歳!
化粧水を兼ねた水白粉(液状タイプの白粉)。
スキンケアとメイクアップが同時にできる、今で言う“時短コスメ”商品でした!

■③化粧料美顔水(おそらく1902年/明治35年)お化粧で隠すのではなく、素顔を美しくするための化粧水。
本来自身が持つ顔色を美しく整え、肌を滑らかにし、ツヤを出しつつも、にきびや吹き出物を防ぎます!
この写真のように「化粧料美顔水」と記されているものと、
とても似た形状・ラベルなのに「高等化粧用美顔水」と記されていたり、瓶の首に巻かれたラベルのデザインに違いがあるものがあり、その違いは現在も解明中です。
※↓こちらが「高等化粧用美顔水」
よく見ないと違いが分からないくらいそっくりなんです!!
この「高等化粧用美顔水」をイメージし現代風にアレンジしたレトロデザイン美顔水は現在発売中!
気になる方はこちらからチェックしてください♪

■④明色美顔水 肌色(1932年/昭和7年)

ノビが良く化粧崩れもしないことから人気となった水白粉。
白色・肌色・淡肌色の三色展開!
ご自身の肌に合わせてお選びいただくことが出来ました!

■⑤化粧用美顔水 改装パッケージ(1932年/昭和7年)

こちらは外箱のみの仲間入り♪
蓋部分は劣化して破れてしまっていますがデザインの可愛さは健在!
ちなみに商品の瓶も当社コレクションにございます。
そして実は紹介した他の4品にも本当は外箱があり、当社で保管していますので、またの機会にご紹介したいと思います!

中身はどうなってるの??

蓋つきで中身が残っている商品の中身…気になりますよね!?
そこで、一つひとつ蓋を開けてみようとしましたが、
開いたのは1つだけ!
あとはしっかり密閉状態が保たれていたのでそっとしておくことにします。

開いたのはコレ!
白色美顔水です!
強く掴むと今にも崩れそうで、そっと優しく、ドキドキしながらの開封。
気になる中身は…

水白粉なので本来は液状だったと思うのですが、この通り固形に。
蒸発してしまった残りでしょうか?
残念ながら香りも無くなってしまっていました。
なんだか改めて歴史を感じます。

このように当社では歴史商品を収集し、大切に保管、地道に歴史の解明を進めています。
もし、桃谷順天館グループに関する史料をお持ちの方で、「処分に困っている」「譲ってもいいよ」等があればぜひご連絡ください!
<連絡先:koho@e-cosmetics.co.jp>

まだまだ多くの商品が眠っているので少しずつご紹介していきます!
お楽しみに♪

 

#レトロコスメ #昭和レトロ #大正レトロ #レトロかわいい

 

 

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