株式会社桃谷順天館

商品評価法研究

商品評価法研究

私たちはお客さまにお届けする製品について、それぞれの製品のお肌への効能効果や機能を、科学的根拠に基づき様々な測定機器や手法を使って研究、実証を行っています。 お客さまによりご満足いただくために、実感と効果が伴っている製品開発を目指す一環として、化粧品訴求を分かりやすくお伝えする様々な手法も研究しています。

新規評価方法の開発

私たちは、EBC(Evidence Based Cosmetics:科学的根拠に基づいて効果が実証された化粧品)として、お肌への効能効果や化粧品が備えている機能を、科学的根拠に基づき測定・検証を行っています。 また、化粧品の価値をお客さまにわかりやすく、実使用時の効果感をいかに伝わりやすく表現できるかは重要であり、その技術開発に取り組んでいます。 例えば図のケースでは歯科用シリコン印象剤を用いて表面の凹凸と毛穴を再現した擬似皮膚モデルを作成し、クレンジングによる毛穴の角栓洗浄効果の評価試験を行っています。擬似皮膚モデルを用いることにより、切断して断面で観察することができるようになり、角栓がするんと抜けるクレンジングの効果をより実感に近いかたちで評価・表現しています。

錯視図

(a)はファンデーションや角栓が残っている様子を模したもので、
(b)はクレンジングの効果により(a)の汚れが落ちた様子です。

今後も、私たちが新たに生み出す様々な化粧品の価値を的確にお伝えできるよう、身近にあるものから高度な専門器具まであらゆるツールを柔軟に活用し、技術開発を進めていきます。

※研究の一例を紹介しています